音響レビュー誌 VOL.7 2026年9月6日 3907 WORKS ANALYZED 48 kHz / 16-BIT / 2ch
ASMR 測って、比べて、書く。

ASMR作品 3,907件・のべ6,026時間48kHzで実際に解析し、没入度・刺激度・睡眠安全性を 全作品まったく同じ手順で数値化しています。 感想ではなく測定なので、作品どうしを同じものさしで比べられます。 測り方 →

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【泣ける話】先に逝く私から、最後に望むこと【涙腺崩壊】

MEASUREDこの作品の音

全作品と同じ手順で測った値を、聴き手の問いに答える形で並べています。測り方 →

寝落ちに使える?

どちらとも
静か 鋭い

鋭い瞬間は測定されず、全作品で刺さりにくい方の27%に入ります。

なぜ?
何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ(刺さる音)
高いと
眠りかけても目が覚めやすい。起きて聴く作品向き
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは10分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元で聴こえる?

近い
遠い 耳元

全作品のほぼ真ん中。

なぜ?
何を測っているか
左右の耳に届く音の違い。違うほど、すぐそばで鳴っているように聴こえる(耳元感)
高いと
耳のすぐ横で囁かれている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは5分ごろ。

音の刺激は?

控えめ
静か 強い

全作品で静かな方の21%。

なぜ?
何を測っているか
擦れる音・髪や紙の音・サ行のような、細かく高い音の多さ(シャカシャカ感)
高いと
ゾクゾクする刺激が強い
低いと
落ち着いて聴ける

セリフは多い?

ふつう
少ない 多い

1分あたり約116字で、全作品でセリフが少ない方の41%。

なぜ?
何を測っているか
文字起こしの字数を時間で割ったもの。聴き取りの誤り(声の無い所に出る文)は除いて数える
高いと
語りかけやドラマが中心
低いと
声のない、音だけの時間が長い

FLOW音の流れ

再生時間に沿った変化です。 縦の高さは全作品で共通の尺度で、灰色の帯が全作品のふつうの範囲です。

MEASURING…

刺さる音

何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ
高いと
眠りかけても目が覚めやすい
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは10分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元感

何を測っているか
左右の耳に届く音の違い
高いと
耳のすぐ横で鳴っている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは5分ごろ。
測り方の詳細
刺さる音
シャープネス(単位 acum)の15秒ごとの値。寝落ちの判定はトラック内の上位10%の値を睡眠安全性の式に通し、80以上を「向いている」、50未満を「向かない」とする。鋭い瞬間は睡眠安全性50に相当する値を超えた15秒区間(図の破線)。
耳元感
両耳間相関(IACC)。1に近いほど左右が同じ音。0.999以上はモノラル相当として測らない。
シャカシャカ感
ゼロ交差率(ZCR)。0〜0.35を0〜100に写す。
音の明るさ
スペクトル重心(Hz)。
文字起こし(whisper)の区間から、同じ文が4回以上くり返すもの・「次回予告」などの定型句を聴き取りの誤りとして除いた残り。耳元の声は、その時間の耳元感が70以上。長いトラックは一部だけ文字起こししており、その部分は割合の計算から外す。
全作品のふつう
無作為に選んだ90作品・3,090区間の下位10%〜上位10%を除いた範囲。
ならし
前後2区間を含む5区間の平均。トラックの切れ目はまたがない。

READING測定結果の読み解き

測定値と文字起こしから自動生成した文章です。当サイトは作品を聴いたうえでの主観評価を行っていません。作り方 →

本作は、先に旅立つヒロインが恋人へ遺すメッセージという切なくも温かな物語を、朗読形式で収録した作品です。声優名は非公開ながら、息遣いの微かな揺らぎや涙声、囁きに近いトーンまで、生身の人間味あふれる演技がマイク至近距離で捉えられています。刺激度は31と非常に控えめで、急な大音量や鋭い効果音はなく、ナースコールや点滴の音といった病室の環境音、穏やかなBGMが生活感と余白を演出しています。立体感スコア67は、耳元で語りかける距離感と、背後や左右に広がる空気感のバランスが良好であることを示しており、ヘッドホン装着時には彼女がすぐ隣に座っているかのような没入感を得られます。睡眠安全性76という数値通り、激しい感情の起伏は抑えられつつも、物語の核心部では声の震えが静かに心を揺さぶる構成です。泣き声や吐息、紙をめくる音、食事の思い出話など、日常の断片が積み重なる音設計は、睡眠導入用としてだけでなく、静かな夜に感情を整理したい時のケア用途にも適しています。派手なトリガーを求める方よりも、声そのものの温もりと物語の余韻に浸りたい方におすすめの一本です。

DETAIL詳しい所見(自動生成)

どんな作品か

本作は、病によって先にこの世を去る女性が、遺されたパートナーに向けて吹き込んだ音声メッセージという設定の朗読作品です。文字起こしからは、手紙を書くための握力が落ちてしまったため、自身の声を記録として残すことを選んだという背景が読み取れます。過去の思い出や隠していた本音が語られ、別れを悼む悲痛さと強い愛情が入り交じる内容となっています。

声と話し方

話し手は、親密な相手に語りかけるようなくだけた口調を用いています。録音という体裁であるため独白形式で進行し、文字起こしの端々からは、涙を堪えるような声の震えや言葉の詰まりといった感情表現が推測されます。また、病室の環境音(ナースコールや心電図の音)が入ることを避けるため、一時帰宅の際に静かな環境で収録したという背景設定が語られています。

収録されている音

メインとなる語りの音声に加え、随所にBGMが挿入されていることが記録から確認できます。音響解析の推移によれば、開始直後の0分頃が最も穏やかで刺さりにくい音調となっており、6分頃には擦れ音や水音といったウェットな音が密集する傾向がみられます。さらに10分頃には高音域が際立つパートが存在し、声のトーンの変化や感情の昂りが測定値に表れていると推測されます。

測定値が示すこと

音響スコアにおいて、刺激度は31(静かな方から24%)と低く抑えられており、全体として過度な音響的刺激が少ない設計です。一方で、立体感は67(上位46%)と一定の水準を保っており、特に17分頃には左右の音声分離が最も大きくなり、発話者が耳元に近く位置づくような音像が観測されています。睡眠安全性は76(上位25%)と高く、突発的な強音による覚醒の恐れは少ない部類に入ります。

向き・不向き

刺激が少なく穏やかな音響設計となっているため、静かな環境で声のトーンや言葉のニュアンスに集中したい層に向いています。立体的な音声演出や睡眠安全性の高さから、就寝前などの落ち着いた時間帯における再生にも適した仕様です。一方で、内容が死別や病気という重いテーマを扱っているため、明るく前向きな気分の切り替えや、純粋な環境音としてのASMRを求めている場合には不向きな構成と言えます。

TRACKS収録トラック

  1. 01 【泣ける話】先に逝く私から、最後に望むこと【涙腺崩壊】 19m

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すべて同じ手順(48kHz・15秒ごと)で解析した実測値です。数字は 0–100 に正規化しています。 指標の読み方 →