音響レビュー誌 VOL.7 2026年9月6日 3907 WORKS ANALYZED 48 kHz / 16-BIT / 2ch
ASMR 測って、比べて、書く。

ASMR作品 3,907件・のべ6,026時間48kHzで実際に解析し、没入度・刺激度・睡眠安全性を 全作品まったく同じ手順で数値化しています。 感想ではなく測定なので、作品どうしを同じものさしで比べられます。 測り方 →

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【作業用ASMR】 20分間のジェルボールの音をご堪能下さい。/ gelball,wisper 【バイノーラル】

MEASUREDこの作品の音

全作品と同じ手順で測った値を、聴き手の問いに答える形で並べています。測り方 →

寝落ちに使える?

どちらとも
静か 鋭い

鋭い瞬間は測定されず、全作品で刺さりやすい方の35%に入ります。

なぜ?
何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ(刺さる音)
高いと
眠りかけても目が覚めやすい。起きて聴く作品向き
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは17分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元で聴こえる?

とても近い
遠い 耳元

全作品で耳元感が強い方の8%。

なぜ?
何を測っているか
左右の耳に届く音の違い。違うほど、すぐそばで鳴っているように聴こえる(耳元感)
高いと
耳のすぐ横で囁かれている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは1分ごろ。

音の刺激は?

控えめ
静か 強い

全作品で静かな方の15%。

なぜ?
何を測っているか
擦れる音・髪や紙の音・サ行のような、細かく高い音の多さ(シャカシャカ感)
高いと
ゾクゾクする刺激が強い
低いと
落ち着いて聴ける

セリフは多い?

少ない
少ない 多い

1分あたり約5字で、全作品でセリフが少ない方の1%。

なぜ?
何を測っているか
文字起こしの字数を時間で割ったもの。聴き取りの誤り(声の無い所に出る文)は除いて数える
高いと
語りかけやドラマが中心
低いと
声のない、音だけの時間が長い

FLOW音の流れ

再生時間に沿った変化です。 縦の高さは全作品で共通の尺度で、灰色の帯が全作品のふつうの範囲です。

MEASURING…

刺さる音

何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ
高いと
眠りかけても目が覚めやすい
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは17分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元感

何を測っているか
左右の耳に届く音の違い
高いと
耳のすぐ横で鳴っている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは1分ごろ。
測り方の詳細
刺さる音
シャープネス(単位 acum)の15秒ごとの値。寝落ちの判定はトラック内の上位10%の値を睡眠安全性の式に通し、80以上を「向いている」、50未満を「向かない」とする。鋭い瞬間は睡眠安全性50に相当する値を超えた15秒区間(図の破線)。
耳元感
両耳間相関(IACC)。1に近いほど左右が同じ音。0.999以上はモノラル相当として測らない。
シャカシャカ感
ゼロ交差率(ZCR)。0〜0.35を0〜100に写す。
音の明るさ
スペクトル重心(Hz)。
文字起こし(whisper)の区間から、同じ文が4回以上くり返すもの・「次回予告」などの定型句を聴き取りの誤りとして除いた残り。耳元の声は、その時間の耳元感が70以上。長いトラックは一部だけ文字起こししており、その部分は割合の計算から外す。
全作品のふつう
無作為に選んだ90作品・3,090区間の下位10%〜上位10%を除いた範囲。
ならし
前後2区間を含む5区間の平均。トラックの切れ目はまたがない。

READING測定結果の読み解き

測定値と文字起こしから自動生成した文章です。当サイトは作品を聴いたうえでの主観評価を行っていません。作り方 →

「20分間、ジェルボールの音だけをご堪能下さい」——タイトルどおり、この作品は言葉よりも“音そのもの”に身を委ねる一本です。実際の音声にも、はっきりとした語りや説明はほとんどなく、時折そっと差し込まれる短い相槌や囁きが静かな余白を埋めていくだけ。主役はあくまで、やわらかく湿った質感でゆっくりと形を変えていく、ジェルの連続音です。

音響解析では刺激度が26/100と控えめ、いっぽうで立体感(没入度)は97/100という高い数値。耳を突く鋭さや驚かせるような展開はなく、左右・前後の距離感が自然に描かれた、バイノーラルらしい包み込み型の音場ということです。ヘッドホンで聴くと、耳のすぐ横で音が生まれ、ほどけて消えていく感覚が静かに続いていきます。

おすすめは、やはり作業用・勉強用として流しっぱなしにする使い方。刺激が穏やかなので思考の邪魔をせず、それでいて無音よりも集中の輪郭がはっきりします。就寝前のリラックスや、耳をひと休みさせたい夜にも好相性。囁きや耳かき系がお好きな方の「静かな一本」として、手元に置いておきたい作品です。

DETAIL詳しい所見(自動生成)

どんな作品か

本作は「20分間のジェルボールの音」を主題とした作業用ASMR作品であり、バイノーラル収録によって空間表現が施されています。文字起こしには楽曲記号と「そうだね」「わかった」「ねえ、外国の、さよなら」程度の短い応答のみが記録されており、語りやセリフによる展開はほとんどありません。ジェルボール特有の質感音を長時間にわたって提示する、音響素材重視の構成です。

声と話し方

文字起こしから確認できる発話は「そうだね」「わかった」「えーと」といった相槌や短い応答、および冒頭と末尾のわずかな語りに限られます。タグに「囁き」とありますが、測定値上も刺激度が低く、声は主音源であるジェルボールの音の間隙を埋めるアクセント的な役割に留まっていると推測されます。連続した会話や誘導を期待する用途には不向きな話し方です。

収録されている音

主たる収録音はジェルボールを握る、擦る、転がすといったウェットな摩擦音および衝撃音であり、実測では18分頃にこれらが最も密集しています。また17分頃には高音成分が最も際立ち、10分頃には左右分離が最大となって耳元への接近感が強まる傾向が観測されます。楽曲記号が文字起こしに散見される通り、環境音楽的な要素も混在しています。

測定値が示すこと

刺激度は26で母集団の静かな方から19パーセンタイルに位置し、全体として穏やかな音圧設計です。一方、立体感は97で上位8パーセンタイルに達し、バイノーラルによる定位の明確さが際立っています。睡眠安全性は51で刺さりやすい方から39パーセンタイルであり、時間経過とともにウェット音の密度や高音の突出が増すため、就寝導入には前半部分が適していると考えられます。

向き・不向き

ジェルボール等の物質音そのものを立体的に楽しみたい場合や、語りの少ない環境音として作業・読書の背景に流したい場合に向いています。逆に、声優の演技や物語性、強い刺激による覚醒効果を求める場合には不向きです。18分以降のウェット音集中区間や17分頃の高音ピークは、聴覚過敏傾向がある場合や深い睡眠中の再生では避けた方が無難な区間と言えます。

TRACKS収録トラック

  1. 01 【作業用ASMR】 20分間のジェルボールの音をご堪能下さい。/ gelball,wisper 【バイノーラル】 23m

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すべて同じ手順(48kHz・15秒ごと)で解析した実測値です。数字は 0–100 に正規化しています。 指標の読み方 →