音響レビュー誌 VOL.7 2026年9月6日 3907 WORKS ANALYZED 48 kHz / 16-BIT / 2ch
ASMR 測って、比べて、書く。

ASMR作品 3,907件・のべ6,026時間48kHzで実際に解析し、没入度・刺激度・睡眠安全性を 全作品まったく同じ手順で数値化しています。 感想ではなく測定なので、作品どうしを同じものさしで比べられます。 測り方 →

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【シチュボ】彼女に振られたのでセ〇レに慰めてもらってたら、ヤンデレセ〇レのせいで振られていたことが発覚して...【狛江撫子/けもみみりふれっ!】

MEASUREDこの作品の音

全作品と同じ手順で測った値を、聴き手の問いに答える形で並べています。測り方 →

寝落ちに使える?

向いている
静か 鋭い

鋭い瞬間は測定されず、全作品で刺さりにくい方の7%に入ります。

なぜ?
何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ(刺さる音)
高いと
眠りかけても目が覚めやすい。起きて聴く作品向き
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは1分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元で聴こえる?

近い
遠い 耳元

全作品で耳元感が弱い方の31%。

なぜ?
何を測っているか
左右の耳に届く音の違い。違うほど、すぐそばで鳴っているように聴こえる(耳元感)
高いと
耳のすぐ横で囁かれている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは6分ごろ。

音の刺激は?

控えめ
静か 強い

全作品で静かな方の18%。

なぜ?
何を測っているか
擦れる音・髪や紙の音・サ行のような、細かく高い音の多さ(シャカシャカ感)
高いと
ゾクゾクする刺激が強い
低いと
落ち着いて聴ける

セリフは多い?

多い
少ない 多い

1分あたり約160字で、全作品でセリフが多い方の27%。

なぜ?
何を測っているか
文字起こしの字数を時間で割ったもの。聴き取りの誤り(声の無い所に出る文)は除いて数える
高いと
語りかけやドラマが中心
低いと
声のない、音だけの時間が長い

FLOW音の流れ

再生時間に沿った変化です。 縦の高さは全作品で共通の尺度で、灰色の帯が全作品のふつうの範囲です。

MEASURING…

刺さる音

何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ
高いと
眠りかけても目が覚めやすい
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは1分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元感

何を測っているか
左右の耳に届く音の違い
高いと
耳のすぐ横で鳴っている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは6分ごろ。
測り方の詳細
刺さる音
シャープネス(単位 acum)の15秒ごとの値。寝落ちの判定はトラック内の上位10%の値を睡眠安全性の式に通し、80以上を「向いている」、50未満を「向かない」とする。鋭い瞬間は睡眠安全性50に相当する値を超えた15秒区間(図の破線)。
耳元感
両耳間相関(IACC)。1に近いほど左右が同じ音。0.999以上はモノラル相当として測らない。
シャカシャカ感
ゼロ交差率(ZCR)。0〜0.35を0〜100に写す。
音の明るさ
スペクトル重心(Hz)。
文字起こし(whisper)の区間から、同じ文が4回以上くり返すもの・「次回予告」などの定型句を聴き取りの誤りとして除いた残り。耳元の声は、その時間の耳元感が70以上。長いトラックは一部だけ文字起こししており、その部分は割合の計算から外す。
全作品のふつう
無作為に選んだ90作品・3,090区間の下位10%〜上位10%を除いた範囲。
ならし
前後2区間を含む5区間の平均。トラックの切れ目はまたがない。

READING測定結果の読み解き

測定値と文字起こしから自動生成した文章です。当サイトは作品を聴いたうえでの主観評価を行っていません。作り方 →

失恋した「あんた」が、気の置けない相手を呼び出す——本作は最後まで彼女の語りかけだけで進むシチュエーションボイスです。相手役のセリフは入らず、相槌を待つような「間」が丁寧に取られているので、聴き手は自然と呼び出した当人の立場に入り込めます。声はまず軽口とからかいから始まり、こちらの様子に気づいた瞬間、包み込むような柔らかい慰めへと切り替わる。この温度の切り替わりが本作の第一の聴きどころです。

甘やかすパートでは声の距離がぐっと縮まり、低く落とした囁き寄りのトーンに変わります。刺激度は28/100と控えめで、派手な効果音で押すのではなく声色と呼吸の間合いで聴かせるタイプ。立体感は51/100で、耳元に密着するというより「すぐ隣に座って話しかけられている」ような自然な近さがあり、長く聴いても圧迫感がありません。要所に差し込まれるBGMが場面の温度をさりげなく導きます。

タグにある通りヤンデレ作品で、優しさの底を流れる感情の色は進むにつれて少しずつ表情を変えていきます。眠りながら流すというより、灯りを落として一気に聴き通したい一本。甘さと緊張の落差を、声だけで味わいたい方に。

DETAIL詳しい所見(自動生成)

どんな作品?

彼女に振られて心にぽっかり穴が空いた「あんた」が、気心の知れたセフレのもとへ駆け込む——そこから始まるヤンデレ・シチュエーションボイスです。呼び出された彼女は、最初こそ軽口を叩きながらも、相手が本当に泣いていると気づいて態度を改め、ハンカチとティッシュを差し出して寄り添う優しさを見せます。ところが慰めの言葉を重ねるうち、彼女の語りに小さな綻びが生まれ、話は思わぬ方向へ転がっていく。VTuber・狛江撫子さんによる「けもみみりふれっ!」名義の一本で、前半の甘さと後半の温度差をひとつづきの会話として味わう構成になっています。

声・話し方の魅力

とにかく「距離の近さ」が上手い演者さんだと感じました。冒頭の「珍しいね、あんたの方から呼び出すなんて」というくだけた口調には、恋人未満のなれなれしさと気安さが同居していて、この関係性が長く続いてきたことが一言で伝わってきます。相手が泣いていると気づいた瞬間の慌てぶり、そこから「いい子いい子」と頭を撫でながら包み込むトーンへの切り替えが実に滑らかで、演技の継ぎ目を感じさせません。そして後半、同じ声のまま温度だけがすっと下がっていく瞬間——ここが本作の白眉で、声色を派手に変えないぶん逆に背筋が寒くなります。

収録された音と聴きどころ

音響スコアは刺激度28、立体感51と、耳元をくすぐる系の派手なギミックに頼らない、あくまで会話劇として組み立てられた作品です。要所に音楽が差し込まれ、場面の切り替わりや感情の折り返し地点を静かに示してくれるので、シーンの構造が耳で追いやすい。個人的な聴きどころは、彼女が「あんたの元カノ」について語り出すあたりの語り口です。饒舌になればなるほど言葉の端々に不自然な具体性が混ざり込み、聴いている側が「あれ?」と気づく速度と、作中の「あんた」が気づく速度がぴったり重なる。この同期の設計がとても丁寧だと思いました。

こんな人・こんなシーンに

ヤンデレものの中でも、絶叫や過剰な演出ではなく「会話の綻びからじわじわ真相が滲み出てくる」タイプが好きな人に強くおすすめします。優しさと執着が同じ声で語られる怖さ、独占欲を「私って優しいでしょ」と本気で信じている歪んだ論理——そういう倒錯を味わいたい夜に向いています。刺激度が控えめなので、就寝前に布団の中でイヤホンをして、照明を落として聴くのが個人的なベストです。逆に、癒やしだけを求めているときには手を出さないほうがいいかもしれません。

個人的な感想

この作品でいちばん刺さったのは、彼女が最後まで「自分は優しい人間だ」というスタンスを崩さないところです。相手を思いやる言葉と、それを実現するための手段が、本人の中では完全に地続きになっている。だから怖いし、同時にどこか切ない。前半のあの温かい「いい子いい子」が嘘だったのかというと、たぶん嘘ではなくて、そこも含めて全部本物なのだろうと思わせるのがこの演技の凄みです。ラストの畳みかけは自分の返答を求められているような感覚があって、聴き終わったあともしばらく耳に残りました。

TRACKS収録トラック

  1. 01 【シチュボ】彼女に振られたのでセ〇レに慰めてもらってたら、ヤンデレセ〇レのせいで振られていたことが発覚して...【狛江撫子/けもみみりふれっ!】 12m

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