音響レビュー誌 VOL.7 2026年9月6日 3907 WORKS ANALYZED 48 kHz / 16-BIT / 2ch
ASMR 測って、比べて、書く。

ASMR作品 3,907件・のべ6,026時間48kHzで実際に解析し、没入度・刺激度・睡眠安全性を 全作品まったく同じ手順で数値化しています。 感想ではなく測定なので、作品どうしを同じものさしで比べられます。 測り方 →

YOUTUBE

【男性向けシチュボ/ダウナー】ちょっぴりクズでダウナーなシスターさんと、雨の日にテキトーに喋るだけの話。CV殊座【男性向けシチュエーションボイス】

MEASUREDこの作品の音

全作品と同じ手順で測った値を、聴き手の問いに答える形で並べています。測り方 →

寝落ちに使える?

向いている
静か 鋭い

鋭い瞬間は測定されず、全作品で刺さりにくい方の15%に入ります。

なぜ?
何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ(刺さる音)
高いと
眠りかけても目が覚めやすい。起きて聴く作品向き
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは5分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元で聴こえる?

ふつう
遠い 耳元

全作品で耳元感が弱い方の16%。

なぜ?
何を測っているか
左右の耳に届く音の違い。違うほど、すぐそばで鳴っているように聴こえる(耳元感)
高いと
耳のすぐ横で囁かれている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは0分ごろ。

音の刺激は?

ふつう
静か 強い

全作品で刺激が強い方の33%。

なぜ?
何を測っているか
擦れる音・髪や紙の音・サ行のような、細かく高い音の多さ(シャカシャカ感)
高いと
ゾクゾクする刺激が強い
低いと
落ち着いて聴ける

セリフは多い?

多い
少ない 多い

1分あたり約237字で、全作品でセリフが多い方の1%。

なぜ?
何を測っているか
文字起こしの字数を時間で割ったもの。聴き取りの誤り(声の無い所に出る文)は除いて数える
高いと
語りかけやドラマが中心
低いと
声のない、音だけの時間が長い

FLOW音の流れ

再生時間に沿った変化です。 縦の高さは全作品で共通の尺度で、灰色の帯が全作品のふつうの範囲です。

MEASURING…

刺さる音

何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ
高いと
眠りかけても目が覚めやすい
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは5分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元感

何を測っているか
左右の耳に届く音の違い
高いと
耳のすぐ横で鳴っている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは0分ごろ。
測り方の詳細
刺さる音
シャープネス(単位 acum)の15秒ごとの値。寝落ちの判定はトラック内の上位10%の値を睡眠安全性の式に通し、80以上を「向いている」、50未満を「向かない」とする。鋭い瞬間は睡眠安全性50に相当する値を超えた15秒区間(図の破線)。
耳元感
両耳間相関(IACC)。1に近いほど左右が同じ音。0.999以上はモノラル相当として測らない。
シャカシャカ感
ゼロ交差率(ZCR)。0〜0.35を0〜100に写す。
音の明るさ
スペクトル重心(Hz)。
文字起こし(whisper)の区間から、同じ文が4回以上くり返すもの・「次回予告」などの定型句を聴き取りの誤りとして除いた残り。耳元の声は、その時間の耳元感が70以上。長いトラックは一部だけ文字起こししており、その部分は割合の計算から外す。
全作品のふつう
無作為に選んだ90作品・3,090区間の下位10%〜上位10%を除いた範囲。
ならし
前後2区間を含む5区間の平均。トラックの切れ目はまたがない。

READING測定結果の読み解き

測定値と文字起こしから自動生成した文章です。当サイトは作品を聴いたうえでの主観評価を行っていません。作り方 →

雨音のなか、教会の外れでタバコをふかすシスターと、ばったり出くわしてしまう——そんな肩の力の抜けた一幕です。作品全体が『ただテキトーに喋るだけ』の雑談で構成されており、物語を追わせるというより、隣で誰かが喋っているのをぼんやり聞いている感覚に近い一本です。

殊座さんの声は、終始気だるげでフラットなダウナートーン。語尾を投げるような砕けた口調と、時折こぼれる笑いや小さな息づかいが、演技というより素の会話に近い距離感を作っています。皮肉屋で口は悪いのに、どこか放っておけない——そんな人物像が声だけで立ち上がってくるのが魅力です。喫煙、飲酒、信仰への本音、身の上ばなしと、話題は気ままに転がっていきますが、その気ままさこそが心地よさになっています。

音響面は刺激度58/100、立体感29/100と、耳元でぐいぐい攻めるタイプではありません。過剰な音圧や派手な定位を避けた、落ち着いた聴き心地。囁きや水音といった刺激的なギミックを求める方より、『誰かの声が近くにある』状態でくつろぎたい方に向いています。

寝る前の消灯後、作業のおともに、あるいは雨の日に窓辺で。何も考えず身を委ねられる、生活に馴染む一本です。

DETAIL詳しい所見(自動生成)

どんな作品?

雨の日の公園、タバコをふかしながら佇むシスターと、妻と喧嘩してずぶ濡れで行き場を失った酒屋の「おっさん」との、どこか気だるくも愛おしい対話を描いたシチュエーションボイスです。神聖であるべき修道服に身を包みながらも、酒やタバコを愛し、神様すら信じていないという破天荒でダウナーなシスターとの雑談が楽しめます。一見すると自堕落で「クズ」な彼女ですが、会話が進むにつれて彼女が抱える複雑な境遇や、不器用な優しさが垣間見える、人間味あふれるストーリー構成になっています。

声・話し方の魅力

CVを務める殊座さんの、気怠げで温度の低いダウナーボイスがとにかく絶品で、耳に心地よく響きます。語尾が少し伸びるような、やる気のなさを漂わせた話し方は、雨の日のどこか憂鬱な空気感と完璧にシンクロしており、聴いているだけでこちらの肩の力も抜けていくようです。それでいて、からかうような悪戯っぽい笑い声や、主人公に甘えるように距離を詰めてくる瞬間には抗えない愛嬌があり、彼女のペースにどんどん引き込まれていく魅力を感じます。

収録された音と聴きどころ

本作は、雨の音がしとしとと背景に流れる中、シスターの吐き出す煙やため息がすぐそばで感じられるような、親密で落ち着いた音響設計になっています。派手な音響効果や過度な立体感に頼るのではなく、静かな雨の日の公園というシチュエーションを丁寧に再現しており、まるで自分もずぶ濡れで彼女の隣に立っているかのような高い没入感を得られます。特に、彼女が冗談めかして距離を詰めてくる瞬間の声の近さと、その後の気まずそうな咳払いのリアリティは、ヘッドホンでじっくり聴き込みたい本作のハイライトです。

こんな人・こんなシーンに

日々の忙しさに追われ、少し現実逃避したい時や、雨の日の静かな夜に一人でベッドに入りながら聴くのに最適な作品です。王道の甘々なシチュエーションよりも、ちょっとひねくれた関係性や、お互いに弱みを見せ合えるような大人の泥臭い日常ドラマを求めている方に深く刺さるでしょう。説教くさくない、けれどどこか核心を突いた彼女からの現実的なアドバイスは、心が疲れた現代人の乾いた心に、不思議な温もりとなって染み渡ります。

個人的な感想

個人的には、彼女が口にする「神様なんて信じていない」という冷めた現実主義と、ラストに見せる驚くほど真っ当で温かいアドバイスのギャップに強く心を掴まれました。ただの「クズなシスター」という記号的なキャラクターに留まらず、彼女なりの人生観や不器用な優しさが言葉の端々に滲み出ており、聴き終わる頃には彼女のことが愛おしくてたまらなくなります。冷たい雨の中で交わされる、温かい体温を感じさせるような二人のやり取りは、何度もリピートしたくなる独特の余韻を残してくれました。

TRACKS収録トラック

  1. 01 【男性向けシチュボ/ダウナー】ちょっぴりクズでダウナーなシスターさんと、雨の日にテキトーに喋るだけの話。CV殊座【男性向けシチュエーションボイス】 8m

COMPARE音の近い作品と比べる

すべて同じ手順(48kHz・15秒ごと)で解析した実測値です。数字は 0–100 に正規化しています。 指標の読み方 →