音響レビュー誌 VOL.7 2026年9月6日 3907 WORKS ANALYZED 48 kHz / 16-BIT / 2ch
ASMR 測って、比べて、書く。

ASMR作品 3,907件・のべ6,026時間48kHzで実際に解析し、没入度・刺激度・睡眠安全性を 全作品まったく同じ手順で数値化しています。 感想ではなく測定なので、作品どうしを同じものさしで比べられます。 測り方 →

YOUTUBE

休んだ同級生の家にプリントを届けに行ったら…

MEASUREDこの作品の音

全作品と同じ手順で測った値を、聴き手の問いに答える形で並べています。測り方 →

寝落ちに使える?

どちらとも
静か 鋭い

鋭い瞬間は測定されず、全作品で刺さりにくい方の41%に入ります。

なぜ?
何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ(刺さる音)
高いと
眠りかけても目が覚めやすい。起きて聴く作品向き
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは10分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元で聴こえる?

ふつう
遠い 耳元

全作品で耳元感が弱い方の21%。

なぜ?
何を測っているか
左右の耳に届く音の違い。違うほど、すぐそばで鳴っているように聴こえる(耳元感)
高いと
耳のすぐ横で囁かれている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは0分ごろ。

音の刺激は?

強め
静か 強い

全作品で刺激が強い方の21%。

なぜ?
何を測っているか
擦れる音・髪や紙の音・サ行のような、細かく高い音の多さ(シャカシャカ感)
高いと
ゾクゾクする刺激が強い
低いと
落ち着いて聴ける

セリフは多い?

ふつう
少ない 多い

1分あたり約103字で、全作品でセリフが少ない方の34%。

なぜ?
何を測っているか
文字起こしの字数を時間で割ったもの。聴き取りの誤り(声の無い所に出る文)は除いて数える
高いと
語りかけやドラマが中心
低いと
声のない、音だけの時間が長い

FLOW音の流れ

再生時間に沿った変化です。 縦の高さは全作品で共通の尺度で、灰色の帯が全作品のふつうの範囲です。

MEASURING…

刺さる音

何を測っているか
耳に鋭く刺さる、高い音の強さ
高いと
眠りかけても目が覚めやすい
低いと
寝落ちの邪魔をしにくい
この作品では
鋭さが最も続くのは10分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。

耳元感

何を測っているか
左右の耳に届く音の違い
高いと
耳のすぐ横で鳴っている感覚
低いと
正面や少し離れた所から聴こえる
この作品では
左右の分離が最も大きいのは0分ごろ。
測り方の詳細
刺さる音
シャープネス(単位 acum)の15秒ごとの値。寝落ちの判定はトラック内の上位10%の値を睡眠安全性の式に通し、80以上を「向いている」、50未満を「向かない」とする。鋭い瞬間は睡眠安全性50に相当する値を超えた15秒区間(図の破線)。
耳元感
両耳間相関(IACC)。1に近いほど左右が同じ音。0.999以上はモノラル相当として測らない。
シャカシャカ感
ゼロ交差率(ZCR)。0〜0.35を0〜100に写す。
音の明るさ
スペクトル重心(Hz)。
文字起こし(whisper)の区間から、同じ文が4回以上くり返すもの・「次回予告」などの定型句を聴き取りの誤りとして除いた残り。耳元の声は、その時間の耳元感が70以上。長いトラックは一部だけ文字起こししており、その部分は割合の計算から外す。
全作品のふつう
無作為に選んだ90作品・3,090区間の下位10%〜上位10%を除いた範囲。
ならし
前後2区間を含む5区間の平均。トラックの切れ目はまたがない。

READING測定結果の読み解き

測定値と文字起こしから自動生成した文章です。当サイトは作品を聴いたうえでの主観評価を行っていません。作り方 →

同級生の自宅を訪れ、風邪で寝込む彼女を看病するというシチュエーションが、バイノーラル収録で展開されます。冒頭から部屋の扉を開ける音、足音、布団の擦れ音など、生活感のある環境音が丁寧に収められており、訪問者視点での臨場感を構築しています。ヒロインの声は熱っぽさを含んだ甘いトーンで、耳元での囁きや吐息、咳き込む仕草などが至近距離で録音されており、刺激的な親密さを感じさせる作りです。立体音響としての定位感は控えめながら、左右の広がりよりも正面・至近距離の密着感に重きを置いたミックスとなっています。調理シーンでは包丁の音、卵を溶く音、湯気の立つ音といったキッチンASMRが挿入され、食事を摂る咀嚼音や汁物を啜る音も自然なボリュームで収録されています。額を拭く濡れタオルの水音や、布団の出し入れ、ページをめくる音など、看病に伴うケア音が豊富で、世話を焼く側・焼かれる側双方の視点で楽しめる構成です。会話の合間に漏れるため息や寝息、照れ隠しの笑い声など、感情の機微を伝える呼吸音のバリエーションも豊かです。睡眠導入としては穏やかなパートとドキドキするパートが混在するため、リラックスしつつもときめきを求める夜のお供に適しています。献身的な看病から生まれる特別な空気感を、イヤホンでじっくり味わいたい作品です。

DETAIL詳しい所見(自動生成)

どんな作品か

同級生の家へプリントを届けるところから始まり、風邪で寝込む相手を看病しながら食事を用意し、会話を通じて距離が縮まるシチュエーション作品です。文字起こしからは台所での調理音や食事の場面、布団での会話、家族の帰宅といった生活音の文脈が読み取れます。物語の展開に沿って環境音とセリフが交互に配置され、状況の変化を音で追体験できる構成です。

声と話し方

女性声優一名による演技が中心で、冒頭は鼻声や弱々しいトーンで体調不良を表現し、食事シーンでは元気な口調へと変化します。後半は照れや戸惑いを含んだ感情的なセリフが増え、声色の振れ幅が大きいのが特徴です。囁き声や至近距離の吐息といったASMR的な発声よりも、自然な会話劇としての演技比重が高い傾向があります。

収録されている音

冒頭付近で左右の分離が大きく耳元に音像が寄る測定値があり、導入部で距離感の演出が施されています。1分ごろには擦れ音や水音といったウェットな音が密集しており、調理や拭き取りなどの看病動作が録音されています。2分ごろに高音成分が際立ち、6分ごろには刺激が収まって穏やかな帯域へ移行するため、食事から会話への流れに合わせた音響設計がなされています。

測定値が示すこと

刺激度74(上位19%)は高音の鋭さやウェット音の密度が高い区間が存在することを示し、立体感38(下位28%)は全体としてバイノーラル的な定位感よりもステレオ的な広がりで構成されていることを意味します。睡眠安全性68(上位37%)は中盤以降の落ち着きが睡眠導入に適する一方、序盤の高刺激区間が覚醒要因になり得るバランスです。時間変化の測定値通り、序盤の没入感から中盤の動的な音、終盤の静寂へと誘導する設計です。

向き・不向き

物語性のある看病シチュエーションや、調理・食事・会話といった生活音の変化を楽しみたい方に適しています。一方で、強いバイノーラル定位や耳舐め等の近接刺激を主目的とする用途、または最初から最後まで一定の低刺激で眠りたい用途には向きません。刺激の波があるため、リラックスしつつも展開のある音声を求める場合に選択肢となります。

TRACKS収録トラック

  1. 01 休んだ同級生の家にプリントを届けに行ったら… 11m

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すべて同じ手順(48kHz・15秒ごと)で解析した実測値です。数字は 0–100 に正規化しています。 指標の読み方 →