催/眠童話_グリム・グリム ~イけないおはなし~
MEASUREDこの作品の音
全作品と同じ手順で測った値を、聴き手の問いに答える形で並べています。測り方 →
寝落ちに使える?
どちらとも鋭い瞬間は測定されず、全作品のほぼ真ん中に入ります。ただし寝落ち向き(◎)のトラックが2本あります。
なぜ?
- 何を測っているか
- 耳に鋭く刺さる、高い音の強さ(刺さる音)
- 高いと
- 眠りかけても目が覚めやすい。起きて聴く作品向き
- 低いと
- 寝落ちの邪魔をしにくい
- この作品では
- 鋭さが最も続くのは2本目の26分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。最も穏やかなのは1本目。
耳元で聴こえる?
とても近い全作品で耳元感が強い方の15%。声に限ると58%が耳元で、1本目・2本目に集まる。
なぜ?
- 何を測っているか
- 左右の耳に届く音の違い。違うほど、すぐそばで鳴っているように聴こえる(耳元感)
- 高いと
- 耳のすぐ横で囁かれている感覚
- 低いと
- 正面や少し離れた所から聴こえる
- この作品では
- 耳元で話す時間が最も長いのは1本目(声の72%)。左右の分離が最も大きいのは1本目の7分ごろ。
音の刺激は?
ふつう全作品で刺激が強い方の44%。
なぜ?
- 何を測っているか
- 擦れる音・髪や紙の音・サ行のような、細かく高い音の多さ(シャカシャカ感)
- 高いと
- ゾクゾクする刺激が強い
- 低いと
- 落ち着いて聴ける
- この作品では
- どのトラックもは控えめ〜ふつう。
セリフは多い?
多い1分あたり約165字で、全作品でセリフが多い方の23%。声が入っているのは全体の96%。
なぜ?
- 何を測っているか
- 文字起こしの字数を時間で割ったもの。聴き取りの誤り(声の無い所に出る文)は除いて数える
- 高いと
- 語りかけやドラマが中心
- 低いと
- 声のない、音だけの時間が長い
- この作品では
- 声が最も多いのは1本目(99%)。
FLOW音の流れ
トラックを再生順につないだ実時間です。 縦の高さは全作品で共通の尺度で、灰色の帯が全作品のふつうの範囲です。
MEASURING…
| トラック | 尺 | 寝落ち | 鋭い瞬間 | 声(うち耳元) | 耳元感 | シャカシャカ感 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1眠れない人のおはなし | 13.2分 | 向いている | なし | 99%(72%) | とても近い94 | ふつう52 |
| 2イけないおはなし | 31.8分 | 向いている | なし | 94%(49%)20分ぶんだけ文字起こし | とても近い94 | ふつう49 |
刺さる音
- 何を測っているか
- 耳に鋭く刺さる、高い音の強さ
- 高いと
- 眠りかけても目が覚めやすい
- 低いと
- 寝落ちの邪魔をしにくい
- この作品では
- 鋭さが最も続くのは2本目の26分ごろ。鋭い瞬間は測定されなかった。1本目(13分)は寝落ち向き。
耳元感
- 何を測っているか
- 左右の耳に届く音の違い
- 高いと
- 耳のすぐ横で鳴っている感覚
- 低いと
- 正面や少し離れた所から聴こえる
- この作品では
- 左右の分離が最も大きいのは1本目の7分ごろ。耳元で話す時間が最も長いのは1本目(声の72%)。
声
- 何を測っているか
- 文字起こしから聴き取りの誤りを除いた「声が入っている時間」と、そのときの耳元感
- 多いと
- 語りかけやドラマが中心
- 少ないと
- 声のない、音だけの時間が長い
- この作品では
- 声が入っているのは96%で、そのうち耳元の声は58%。
測り方の詳細
- 刺さる音
- シャープネス(単位 acum)の15秒ごとの値。寝落ちの判定はトラック内の上位10%の値を睡眠安全性の式に通し、80以上を「向いている」、50未満を「向かない」とする。鋭い瞬間は睡眠安全性50に相当する値を超えた15秒区間(図の破線)。
- 耳元感
- 両耳間相関(IACC)。1に近いほど左右が同じ音。0.999以上はモノラル相当として測らない。
- シャカシャカ感
- ゼロ交差率(ZCR)。0〜0.35を0〜100に写す。
- 音の明るさ
- スペクトル重心(Hz)。
- 声
- 文字起こし(whisper)の区間から、同じ文が4回以上くり返すもの・「次回予告」などの定型句を聴き取りの誤りとして除いた残り。耳元の声は、その時間の耳元感が70以上。長いトラックは一部だけ文字起こししており、その部分は割合の計算から外す。
- 全作品のふつう
- 無作為に選んだ90作品・3,090区間の下位10%〜上位10%を除いた範囲。
- ならし
- 前後2区間を含む5区間の平均。トラックの切れ目はまたがない。
READING測定結果の読み解き
測定値と文字起こしから自動生成した文章です。当サイトは作品を聴いたうえでの主観評価を行っていません。作り方 →
眠れない夜にそっと差し出される、童話仕立ての入眠体験です。伊倉えるさんが演じる双子の声は、柔らかく澄んだ音色で左右の耳を代わる代わる包み込みます。バイノーラル収録の立体感は非常に高く(没入度94/100)、囁きと吐息、衣擦れ、そしてページをめくる紙の音が、耳のすぐ横で鳴っているような密着感で届きます。
前半は深呼吸を促しながら不思議な森を歩く導入で、刺激は控えめ。木々や花の気配を語る穏やかな語りと、ゆっくり数を数える誘導が続き、意識がほどけていく感覚を丁寧に作ってくれます。後半は耳舐めやリップ音、カウントダウンを絡めた優しい言葉責めが加わり、暗示に身を委ねる時間へ。刺激度は52/100と全体には低刺激寄りですが、擦過音や高音は明るく際立つので、音量はやや控えめから始めるのがおすすめです。
本番なしで、声と音、暗示だけで完結する構成。寝つけない夜のお供にも、時間をかけてとろけたい夜にも寄り添ってくれる一本です。
DETAIL詳しい所見(自動生成)
どんな作品?
本作は、サークル「帽子屋」が贈る、グリム童話をモチーフにしたダークメルヘンな世界観に浸れる催眠系ASMR作品です。キャストの伊倉えるさんが演じるのは、不思議な森で迷い込んだあなたを優しく、そして妖しく出迎える双子の少女たち。彼女たちが手にする「本」の読み聞かせを通じて、現実と夢の境界線が曖昧になっていく、極上のトランス体験へと誘われます。
声・話し方の魅力
伊倉えるさんの演じ分ける双子の声は、耳元にピタッと張り付くような圧倒的な密着感があり、終始ドキドキさせられっぱなしでした。優しく包み込むような囁きから、こちらの反応を愉しむような少しサディスティックな言葉責めまで、その声色の変化には抗えない魅力があります。ゆったりとした呼吸を促す語りかけは非常に心地よく、彼女たちの声に意識を委ねるだけで、自然と体の力が抜けていくのを感じられるはずです。
収録された音と聴きどころ
音響解析で立体感スコア「94」を叩き出している通り、ダミーヘッドマイクの特性を限界まで活かした音響設計が見事です。森の静けさを表現した低刺激な音作りのなかで、本をめくるサラリとした紙の擦過音や、耳元での息遣い、そして不意に放たれる刺激的なキスの高音が鮮烈に耳を震わせます。特に、暗示のカウントダウンとともに左右の耳から交互に攻め立てられるパートは、音の定位感と生々しさが相まって、脳が直接とろけるようなゾクゾク感を味わえます。
こんな人・こんなシーンに
静かな夜、なかなか寝付けずにベッドの中で所在なさを感じている方に、これ以上ないほど寄り添ってくれる作品です。ファンタジックな世界観に没入して現実のストレスから解放されたい時や、深いリラクゼーションとともに、ゾクゾクするような甘美な刺激を求めている夜にぴったり。声による暗示や、耳元での濃厚な密着感に身を委ねて、普段とは違う特別な感覚を体験してみたい方にぜひお勧めしたい一枚です。
個人的な感想
「本に書かれているお話」が、いつの間にか「自分自身の現実」へとすり替わっていくプロットの巧みさに、ゾクッとするような興奮を覚えました。ページをめくる音が耳元で響くたびに、本当に自分の身体の感度が上がっていくような錯覚に陥り、終盤のカウントダウンでは心地よい恍惚感に完全に囚われてしまいました。上品でありながらも、聴き手の感覚をどこまでも支配していくような、サークル「帽子屋」らしい美しくも危険な世界観に、すっかり魅了されてしまった傑作です。
TRACKS収録トラック
- 01 01-眠れない人のおはなし.mp3 13m
- 02 02-イけないおはなし.mp3 32m