際どいASMR作品をどう扱うか。検索インデックスから外しつつ掲載する仕組み作り
今回は、YouTube上では全年齢向けであっても、官能的な要素を含むASMR作品をサイト内でどう扱うかについてお話しします。すべての作品を同じように扱うのではなく、自動判定で適切に分離することで、健全な環境を守る線引きができました。
際どい作品とサイトの健全性
ASMRの動画には様々な種類があり、メディア一覧に載せる作品の中には、YouTube上では全年齢対象となっていても、少し官能寄りな表現(♡マークが使われているなど)を含むものがあります。
ASMRの多様な楽しみ方を尊重するため、こうした作品もサイトには掲載したいと考えました。しかし、すべてを無条件に並べてしまうと、サイト全体の検索索引が意図しない方向へ偏ってしまったり、健全な広告掲載の基準を満たせなくなったりする懸念がありました。
検索結果からの除外
そこで、掲載はしつつも、検索サイトの検索結果には表示されないようにする「noindex(ノーインデックス)」という仕組みを導入することにしました。noindexとは、Googleなどの検索エンジンに対して「このページは検索結果に出さないでください」と伝えるための設定のことです。
この処理を行うことで、サイトを訪れた方は作品を楽しむことができますが、外部の検索結果や健全な索引を意図せず汚してしまうことを防げます。例えば、就寝用に安全なASMRランキングのような、安心できるコンテンツを探している方にも影響を与えません。
自動判定とバッジ表示の仕組み
数多くの作品をひとつひとつ手作業で確認するのは難しいため、タイトルやタグに含まれる言葉から、自動で「官能寄り」かどうかを判定する仕組みを作りました。
この判定に該当した作品には、システム上で目印(フラグ)を立て、サイト上でもそれと分かるように専用のバッジを表示しています。これにより、視聴する方が事前にどのような傾向の作品かを知ることができるように配慮しています。
なお、明確なR18作品については、このnoindexの処理に加えて、閲覧前の年齢確認を必須とするなど、さらに厳格な対応を行っています。
この日の学び
- すべての作品を一律に扱うのではなく、性質に応じて適切に扱いを分けることが大切である。
- 作品を「掲載する」ことと、サイトの環境を「守る」ことの線引きを、機械的に判定できる仕組みを作った。